放射線科
放射線科では放射線を用いた様々な検査を行っています。現在は診療放射線技師5名(うち女性技師1名)、助手3名で構成されています。
一般撮影装置


当院では一般撮影装置を2台使用しています。脊椎、膝関節、股関節など全身の骨を撮影しています。1日の検査数が一番多いです。

膝正面 レントゲン(人工関節)

膝側面 レントゲン(人工関節)


骨密度測定

骨密度が高いほど、骨は強く、骨折のリスクが低くなります。
主に測定する部位は腰椎、大腿骨頸部(太ももの付け根)です。
腰椎と大腿骨で測定する理由は
・測定誤差が少なく正確に検査できるから
・骨折を起こしやすい部位である



検査結果を患者様にも渡しているのでご自身でも確認していただけます。
CT

任意の方向から体を輪切りにした画像を作成できます。収集したデータから3D画像を作成することで骨折箇所など全体を把握するのに役立たっています。また、手の腱を3D抽出することも行っており手外科でよく使われています。
腰椎3D画像
手の腱3D画像
MRI


1.5T のMRI を2 台稼働しており1 日平均28 件の検査を行っています。2 台あることにより当日の検査も可能となっています。磁気と電波を使って検査することで体内の軟部組織を描出することができます。検査時間は1 部位15〜30 分ほどになります。
頚椎MRI
膝MRI
X線透視検査

肩、股関節の脱臼整復や腰椎に対するブロック注射を行っています。リアルタイムで針先を確認しながら注射を行えます。

腰椎ブロック注射

股関節脱臼

股関節整復後
スタッフの声
残業も月10時間以内と少なく子供の急な体調不良での休みも取りやすいので子育てしながらも働きやすい環境です。検査数は多いですが1検査あたりの検査時間を短縮して患者様の負担を減らしていきたいです。